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唇を噛む癖

こんにちは!

みなさんは唇をかんでいませんか?今回は咬唇癖(こうしんへき)についてお話します。


咬唇癖とは唇を前歯で噛んでしまう癖のことです。
幼少期にこの癖がある状態だと、上の前歯が前へ傾斜し、舌の前歯は後ろへ傾斜します。そのため出っ歯になってしまうことがあるのです。また、上の唇を舌の前歯で噛んだり吸ったりすることで受け口になってしまうこともあります。前歯の間が開いてしまうと上下の前歯の間に唇がすっぽりと収まるので、咬唇癖をやめさせることが難しくなります。

 

 

咬唇癖をしてしまう理由としては悔しさや寂しさから噛んでしまったり、指しゃぶりのかわりに現れたりします。
幼少期に多い癖ですが、ストレスのために大人でも咬唇癖がある方もいます。ドラマなどでも、イライラしてやりきれない怒りを唇を噛んで表現していたりしますね。

 

 

歯が動いてしまう前に唇を噛んだり吸ったりする癖をなくすことが大切です。
ですが、無意識の癖はなかなか治そうと思っても治すことができません。

幼少期の癖は噛んではダメなことを説明して、根気よく注意することが大切です。成長してからの歯並びのことも考えて癖を治すようにしましょう。

 

ストレスや怒りからくるものは、なるべくストレスをなくすことが大切ですね。適度な運動や適度な睡眠も大切ですし、バランスのよい食生活も大切です。

 

今回は咬唇癖についてお話しましたが、歯に関する癖は他にもさまざまあります。
口呼吸もその一つですね。癖をなくすためには日ごろから意識することが一番大切です。
気が付いたらすぐに対処するようにしましょう。

 

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大口 弘先生

大口式インプラント法開発者で大口弘歯科クリニックの院長大口弘です。 インプラント施術者として、30年あまりの経験から、大口式インプラント法を開発。手術での事故を起こしてしまった先生からの相談をされることも多くなっています。 現在、大口式インプラント法の普及に努め、インプラントでの事故の防止を支援しています。

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