こんにちは!
みなさんは舌に溝ができていますか?自分の舌を見たとき、しわのような溝が多いために驚く方もいらっしゃいます。この舌の状態を「溝状舌」というのです。
溝状舌は舌に溝ができている状態のことを言います。これは生まれ持った舌の形なので、特に病気であるとか治療が必要というわけではないので、安心してください。
しかし、通常の舌と比べて汚れが溜まりやすい形状です。そのため口臭や炎症になるリスクが普通の舌に比べて高いのです。そして溝状舌はドライマウスになりやすく、痛みやピリピリした感じが強くなることが多いのです。
溝状舌の方は、普通の舌の方より念入りに清掃をする必要があります。菌が溜まりやすいので、定期的に舌ブラシなどを用いて清掃することが大切です。
このとき、通常の歯ブラシで舌を磨くのはやめましょう。舌の繊維は繊細なため、歯ブラシでは固すぎ、傷をつけてしまうことがあります。
傷がついてしまうとそこにばい菌が入ってしまい、口内炎になることもあるので注意が必要です。
溝状舌の方はドライマウスになりやすいのが特徴です。朝起きたとき、舌がピリピリとしている場合、口腔内が渇いている証拠でもあります。就寝前には多めに水分を撮るとともに、マスクやマウステープを使用し口の中が渇かない様にすることも大切です。
また口呼吸になっている方はドライマウスになりやすい状態です。同時に口呼吸から鼻呼吸に変えることも重要です。
溝状舌は治療法がないため、すでになっている方は治すことができません。しかし、溝状舌であっても、鼻呼吸ができていたり、口腔ケアをしっかりとできていれば何の問題もなく過ごすことができます。
定期的なクリーニングを意識して、毎日健康に過ごせるようにしましょう。
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