本日の症例は左下6への埋入となります。
こちらの患者様は名古屋市からお越しの方で、当院を大口院長のラジオ番組やメディアでお知りになり来院されました。2年前に左下567へと3本埋入したのですがインプラント周囲炎が進行してしまい脱離に至りました。
今回は6番への再植オペとなります。
インプラント周囲炎は非常に怖いものです。インプラントには天然歯のように歯根膜に虫歯や歯周病菌への防御機構がないため、日頃の口腔内状態の管理やメンテナンスが明暗を分けてしまいます。
メンテナンスに通っていても、例えば他の部位が原因でインプラントを埋入したいわゆる抵抗に弱い部位に症状がでてしまうということも起こり得ます。
インプラントは埋入してからが非常に大切なのです。
事前にCTで骨の状態を分析し、幅は問題なく下顎管までの距離が重要になってきます。下顎管には重要な血管や神経が通っています。約8ミリです。通常12ミリの長さのインプラント体を使用しますが、オーバーデンチャーにすることもふまえて、今回は少し短く太めのインプラント体を埋入しました。
プレスリッティングバーで基点となる穴をあけ、スリッターで骨幅を拡大しオーギュメーターでインプラント窩を形成し、角度や方向に細心の注意をはらいながら埋入しました。
ドリル式で行う場合、削るときに力がかかってしまい、最悪の場合大切な神経や血管の通る下顎管を傷つけてしまうこともあります。
しかし、大口式(OAM)では、鍼灸で使用するような極細の器具で基点となる穴をあけ、徐々に骨をオーギュメーターでおし広げてインプラント窩を形成するので、無理な力をかけずに必要なインプラント窩のみ形成することができます。また、電動ではなく手指の感覚と特殊技術で行うので万が一下顎管にあたったとしても感覚で分かり事故を防ぐことができますし、万が一少し角度を間違えてしまっても微調整がきき理想の方向に埋入することができます。
また、ドリル式で一度インプラント体を埋入し脱離して再植となると、骨を削りとってしまっているので再植不可能なことが多いですが、大口式(OAM)ですと骨の再生能力を生かしながらインプラント体を埋入するので骨は固く太くなり、たとえ脱離しても骨の保存状態が良いので再植が可能です。
術前口腔内画像(左)、術後口腔内画像(右)
術前レントゲン画像(左)、術後レントゲン画像(右)
大口弘歯科クリニックは、大口式(OAM)インプラント法開発者である大口弘が自ら執刀する唯一のクリニックです。
長年の経験と技術、インプラントのノウハウを知り尽くした当院院長は、どんな症例の方でも出来る限りの挑戦をいたします。
他院で断られた、諦めていた方、また大口式(OAM)インプラント法をお知りになり興味のある方、どうぞお気軽にご相談下さい。
大口弘歯科クリニック名古屋駅前院では口腔癌検診を行なっております。
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インプラント救済センターを設立していますが、多くの歯科医の方々が、インプラントの難症例と手術不可能な症例を抱えて悩んでいらっしゃるのが現実です。近年、大学病院においてもインプラント手術を敬遠する傾向にあります。
私、大口弘はそのような現状をふまえてできるだけ先生たちのお役に立ちたいと考えています。
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