こんにちは！
何か覚えようとするときや、集中したいときに、とても効果的なものがあります。
それは「冷たさ」「甘さ」「歯ごたえ」など、噛むことです。
勉強をしたり、スポーツをしたりと集中したいときや記憶したい時にとても効果があると言われています。
今回はこれらについて解説します。
まずは「冷たさ」についてです。
クールダウンという言葉や、「頭を冷やした方がいい」といった言葉は正しい言葉なのです。
脳は体の中で熱を生む部位のなかの18%も占めているんです。PCやスマホなどのコンピュータもたくさん使うことで熱を持ち、熱くなりすぎると動きが悪くなります。同じように、人間の脳も熱を持ち、高熱になると風邪と同じで頭痛や倦怠感などの不快感を引き起こす原因にもなってしまいます。
また、実際に冷やす時には、耳より下の部分、例えば首などを冷やすことで、脳の働きが向上します。
次に「甘さ」です。
脳にとって、唯一の栄養素がブドウ糖です。このブドウ糖が多く含まれているのが「チョコレート」です。
原料に使われているカカオ豆の成分の中には、記憶力、思考力を高めると言われているテオブロミンなども含まれています。においにも効果があり、中枢神経系に作用し集中力を向上させる作用もあります。
ただし、あまり食べ過ぎると眠たくなることもありますし、チョコレートには少量の重金属が含まれています。金属アレルギーの方や体の健康を考えている方は食べる量を少し考えた方がいいですね。
そして「歯ごたえ」です。
スポーツ選手がよく噛んでいる「ガム」。
このガムには集中力や注意力・論理力の向上に効果があると言われており、顎の筋肉を動かすことによって脳が活性化するといわれています。
多くの研究がされていて、ガムをかんだ人は論理力の作業を行った際に、約70%集中力が高まったという結果も報告されています。また、長時間のドライブなどでも噛まれているように、脳細胞への血行促進によって眠気防止にも効果があると言われています。
こんなに効果があれば、勉強の時にとても効果が期待できますね。
ですが、一番大事なのはやる気なので、実際に集中したいときや記憶したいときにはこれらの効果に過信せずに作業してくださいね。
またチョコレートや歯ごたえのあるものを食べた後にはしっかり歯磨きをしましょう。
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