こんにちは！
急に起こる歯の痛み、それらは大きな虫歯が原因かもしれません。
まず、親知らず付近が痛い場合。
親知らずの生えてくる場所は、歯ブラシが届きにくく磨きにくいので、汚れが溜まりやすいのです。長く放置された汚れは、知らず知らずのうちに大きな虫歯となって、痛みが生じることがあります。また、親知らずはまっすぐ生えてこないことが多いです。まっすぐ生えていない場合には思いもしない部分に汚れが溜まりやすいのです。
大きな虫歯は歯の奥まで進行してしまうと「歯髄」といわれる神経まで到達します。神経まで虫歯菌がいくと、炎症を起こしてしまい、痛くなります。この状態を「歯髄炎」といいます。
歯髄炎になっても、放置してしまうと神経が死んでしまい痛みが消えます。しかし、虫歯が治ったわけではなく、そのまま歯の根っこの先までいき、骨に感染してしまうのです。骨が細菌感染を起こすと、どんどん溶けていき、溶けた箇所に膿が溜まることで、急激な痛みへとなります。
歯の痛みが現れないから大丈夫と思っていてはいけません。虫歯は慢性的な病気のため、気がついたときにはもう遅く歯を抜かなければならないということもあります。また、神経が死んで痛みが消えた後も放置していると骨に感染、さらに感染がすすむと血管を通じて体の隅々まで細菌が行き渡り、最悪命を失ってしまうことにもなるのです。
虫歯にならないように、定期的に歯科でクリーニングをしてもらいましょう。予防のために歯科に行くことはとても大切なことです。
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