こんにちは!
みなさんは熱中症対策をどのように行っていますか?春になりだんだん気温の高い日が多くなってきました。熱中症は夏だけ気をつければいいわけではありません!これからの季節に向けて熱中症についてお話します。
水分補給をすることで熱中症を予防することができます。
熱中症対策としてよく飲まれているのがスポーツドリンク。
しかし、摂り方によっては虫歯の危険度が高まるのです。今回は注意する点をいくつかお話したいと思います。
スポーツドリンクの特徴は、体液とほぼ等しい浸透性を持つことです。そのため、水よりも吸収がよく、脱水症状の回復や熱中症対策として有効なのです。なので、スポーツドリンクは体に良いと思い込んでいる方がとても多くいます。
ですが、歯にとってもはあまりいい飲み物ではないのです。
みなさんも知っているのが砂糖の量と酸性度かと思います。砂糖は虫歯菌のエサですのであまり取らないほうがいいということはみなさんも承知しているかと思います。また、口の中が酸性であると歯の表面のエナメル質が溶けてしまいます。
スポーツドリンクといえば運動の合間に少しずつ飲むことが多いと思います。しかし、少しずつ飲むことははにとって良くないことです。口の中の酸性は唾液の力によって少しずつ中和されます。そして再石灰化されエナメル質が元に戻るという仕組みになっていますが、少しずつ、何回も飲むことで再石灰化される前にまた酸性になってしまうので再石灰化が追いつかないのです。
とはいっても水分補給を怠ると熱中症になってしまうのも事実です。そこで推奨されているのが、スポーツドリンクを飲んだあとに水やお茶を飲んだり、うがいをすることです。これにより、口の中に残った糖分やさんをすすぐことで虫歯になりにくい口腔内環境を作ることができます。
今回の記事のように、体に必要なことでも歯にはよくないということはよくあることです。しかし、体の健康も歯の健康もどちらも同じぐらい大切なので、病気にならないように注意して生活する必要があります。また、口の中の健康状態が悪いと体へも影響を与えることもあります。体の健康ばかり気にしていても口の中が不健康であれば意味がありません。いろいろな知識を身につけて毎日を健康に過ごせるようにしましょう。
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