舌の位置|インプラントなら岐阜の大口弘歯科クリニックへ

大口式を直接学べる!名駅前院歯科医師募集中。残業一切なし、18時までの勤務!
お電話からのお問い合わせは【岐阜院】058-264-4180 【名古屋駅前院】052-564-8211 [診療時間] 9:00~13:00 / 14:00~18:00
[休診日]木・日・祝(※祝日のある週は木曜診療)
お問い合わせはこちら
大口式を直接学べる!名駅前院歯科医師募集中。残業一切なし、18時までの勤務!
メニュー

歯科最前線情報ブログ

舌の位置

こんにちは!

みなさんは低位舌という言葉を聞いたことがありますか?この低位舌、命の危険性もあるのです。

正しい舌の位置は、舌の先が上の前歯のすぐ後ろに位置して、舌の広い部分が上顎の天井部分(口蓋)に軽くついている状態です。上の画像のように舌と歯は触れていない状態です。

しかし低位舌は、舌の先の位置が低く下の前歯の裏側を押している状態のことをいいます。舌が自らの重みを支え切れなくなると、下がってしまいます。舌の筋力が衰えることで舌が下がってしまうのです。

低位舌の怖いところは普通に生活していても気がつかないことです。
舌が下がっている状態が続くと、息が苦しくなるため知らず知らずのうちに口呼吸へと移行してしまい、口腔内の乾燥から風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。口呼吸の影響で唾液が減ると、歯周病やむし歯にもなりやすくなってしまいます。

息苦しさから呼吸法が変わってしまうので、下顎を出して呼吸するようになってしまうと受け口や下の顎が前突出した顔ダリとなってしまいます。

そして、命にかかわるのが誤嚥睡眠時無呼吸症候群です。
舌が下がることで空気の通り道である器官が圧迫され狭くなります。そのときに呼吸困難になってしまうのですが、睡眠時は自分では気が付けないため、知らず知らずのうちに睡眠不足になってしまったり酸素不足になってしまうのです。睡眠不足などから事故を起こしてしまう方も少なくありません。

そして誤嚥ですが、誤嚥から引き起こされる「誤嚥性肺炎」に要注意です。
肺炎はガンや心臓病についで死因の第3位と言われています。その中でも高齢者に多いのが誤嚥性肺炎なのです。うまく飲み込めないことから食べ物などが肺に入り込んでしまうことで炎症を起こしてしまいます。

低位舌は舌に正しい位置を覚えさせることで改善されます。しっかりと舌の位置を覚えさせて低位舌を改善に健康に過ごせるよう心がけましょう。

 

毎日、午前10時に更新しています。インプラントの疑問や矯正に関する悩み、他にも多くの動画を投稿していますので、ぜひご覧ください!

 

youtubeバナー2
上のバナーをクリックでYouTubeのサイトが開きます。

大口 弘先生

大口式インプラント法開発者で大口弘歯科クリニックの院長大口弘です。 インプラント施術者として、30年あまりの経験から、大口式インプラント法を開発。手術での事故を起こしてしまった先生からの相談をされることも多くなっています。 現在、大口式インプラント法の普及に努め、インプラントでの事故の防止を支援しています。

> 記事一覧

グループ