こんにちは!
歯を磨くとき、ごしごしと力をいれて磨いてるという方は結構大勢いらっしゃるようです。汚れを落とすときにはしっかりと力を入れないと汚れを落としきれないのでは?と考える方が多いことが分かります。
しかし、実際は歯みがきに力は必要ないのです。
映画やドラマで役者がごしごしと泡立てて歯を磨くシーンがあります。しかし、力加減が強すぎると歯や歯茎を傷つけることになってしまいます。
掃除などでブラシを使う時、しっかりと汚れを落とすために力を入れるのと同じと考えている方もいらっしゃいますが、歯にはそんなに汚れはこびりつかないため力をかける必要はありません。
歯の表面のエナメル質には汚れが付着しますが、唾液によってある程度洗い流されるためこびりつくほどの汚れというのはあまりありません。最低一日1回は歯みがきをしていれば、強い付着物はほとんどないと考えてもかまいません。
しかし、何日も歯を磨いていない場合は別問題です。唾液によって洗い流されることもありますが、唾液に含まれているカルシウム成分が取り込まれることで、歯の汚れ、歯垢はやがて歯石へと変化します。歯石になってしまうと歯磨きではとることができない汚れとなってしまうので、歯垢の内にきれいに取り除くよう心がけましょう。
歯みがきの際に必要なのは丁寧なブラッシングです。豪快にを磨いている方は細かい部分の汚れを落とせていないことが多いです。それはブラシの動きを気にしていないからです。1本の歯に対してあらゆる角度から磨くことで歯垢を残さない歯みがきをすることができます。
歯の表面だけでなく裏側、隣接する歯との間にも気を配りながら、細かい丁寧に歯みがきをすることが大切です。
また力の強すぎるブラッシングは歯茎に対して大きなダメージを与えてしまい、歯茎が下がる原因にもなります。歯茎が下がることで審美面にも影響を与えますし、知覚過敏などの症状がでる恐れもあります。
注意して歯磨きをしましょう。
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