こんにちは!
小さいお子さんがいる家庭ではどのように歯磨きをしていますか?間違った歯磨きは怪我の危険性があります。今回は子供の歯磨きについてお話します。
歯が生えてきたら行うのが歯磨きです。赤ちゃんの場合、歯ブラシは使用せずガーゼや布を使用して歯を拭いてあげてください。せっかく生えてきた歯でも口腔内環境が良くないと虫歯になる可能性があります。まずは口に食べ物以外のものが入ることに慣れてもらうという意味でも、親御さんの指で汚れをふき取ってあげてください。
ある程度歯が生えそろってきたら、歯ブラシの出番です。おそらく食べ物の種類もやわらかいものだけでなく固いものや種類も豊富になってきたころかと思います。指ではふき取れない歯と歯の間を丁寧に歯ブラシで汚れを取り除きましょう。最初から親御さんが歯磨きをするのもいいですが、無理に行うと子供が歯磨き嫌いになることもあるので、最初は噛んで遊ぶかもしれませんが自分の手で歯ブラシをもつことに慣れさせながら、最後に仕上げ磨きをしてあげましょう。
このとき、歯ブラシの種類にも注意が必要です。大人の使用するような棒状の歯ブラシはお子さんには危険です。それは口に入れたまま歩き回り、転倒したときにのどを突いてしまう恐れがあるからです。事故は突然起きるものです。あらかじめ予防として口の奥まで入らない、赤ちゃん専用の歯ブラシを使うことも対策の一つです。
これは成長して幼稚園、小学生になっても気を付けなければならない事故です。そこでお勧めするのが、座って歯磨きです。多くの方は鏡の前に立ち、歯磨きをするという方も多いと思います。しかし、子供は鏡の前で落ち着いて歯磨きをするのは難しい場合があります。歯磨きの途中でテレビを見に行ったりと、移動が伴うことで先ほどの事故につながる可能性もあるため、先にテレビの前で座ってゆっくり歯を磨くことも事故予防によい方法であると考えます。
もちろん歯磨きがおろそかになってしまってはいけませんので、しっかりと丁寧に歯磨きができるように親御さんも隣に座り一緒に歯磨きをすることも大切です。
小学生も歯磨きがしっかりできているとは限りません。仕上げ磨きをして、どこが磨けていないかを指摘してあげるのも子供の意識改善の方法です。
そして予防の大切さを親子で考えるためにも、定期的な歯科検診が大切です。治療のためでなく、予防のために歯科へ通うことを小さいうちから子供に教えるのも親の大切な教育と思います。
いつまでも自分の歯で健康にいられるように予防歯科に努めましょう。
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