こんにちは!
インプラントを埋入するとき、角度を考えて埋入することが大切です。噛み合わせなどの面や審美的な面も考えたうえでインプラントを埋入しなければなりません。
みなさんの歯はどのような向きで生えていますか?歯並びがきれいな人であればまっすぐ、矯正治療が必要な方ですといろいろな方向に生えてきていると思います。
しかし、あごに対して垂直に生えているということはありません。そして理想の歯の方向もあごの大きさやほかの歯の生え方によって異なります。
こういった自然の歯のことをしっかりと理解したうえでインプラントを埋入しなければなりません。特に臼歯部の場合、噛む力が強くかかるため、埋入の角度を誤ってしまうと力が強くかかりすぎてしまい、ダメージを与えてしまうこともあります。隣在歯だけでなく、噛みあう対合歯もよく見たうえで埋入する角度を考える必要があります。
また角度に関してはドリルを用いたインプラント手術法の場合、一度穴をあけてしまうと取り返しがつかなくなります。角度を変更することができないため、埋入後にアバットメントを特殊な形にすることで審美的にも整えることもありますが、かみ合わせにかかる力がインプラントに対して横向きにかかることもあります。
そのため、インプラント手術前には多くのシミュレーションをしたうえでインプラントを埋入する必要があるのです。
大口式は細い針を用いた手術方法です。そのため、一度穴をあけても、再度角度を変更してインプラント窩を形成することができます。
大口式インプラント法について気になる方や、歯に関してお困りの方はお気軽にお問合せください。
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