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インプラント手術の時間

こんにちは!

インプラントを考えている方からよく質問されるのが、手術時間です。これは本数や術式によって全体の手術時間は大きく異なります。

 

 

結論から言うと、1回のオペに対して大体2~4時間程度の時間を手術時間としてお取りさせていただきます。これは手術の内容によって大きく変わりますが、半日あればインプラント手術を行うことができます。

よくある質問の中には、全身麻酔をするのか?という質問ですが、基本的には患部のみを麻酔する部分麻酔にて手術を行います。

始めに表面麻酔を塗布し、その後部分的に麻酔を行います。この麻酔の範囲は歯茎をめくり、骨を露出させる部分です。麻酔後すぐにメスを用いて歯茎を切開したあと、骨から歯茎を剥離します。こうして骨を露出させたあと、手術を行います。

骨の位置をしっかりと見た後、触診しCTと相違がないことを確認したあと、インプラントの埋入方向を確認します。そしてCT画像を見ながら理想の角度を再確認した後、インプラントを入れるために穴をあけていきます。

穴をあけ終わった後、インプラントを埋入し初期固定が十分か確認した後、歯茎を縫合し手術は完了です。

 

手術の流れは上記の通りですが、骨に穴をあける部分が時間がかかる部分でもあります。それは骨質により大きく変わるからです。骨がやわらかい方の場合、穴をあけることは容易です。しかし、骨が硬い方の場合、何度も何度も力をかける必要があります。そしてこのとき本数が多いと、それだけ時間も多くかかってしまう恐れがあります。

また術式によっても大きく変わります。ドリル式の手術の場合、手術部位と骨質によっては何度もドリルの差し替えを行う必要もあります。そしてかかる力や音、振動によっては患者さんの負担が大きくなることで、一時患者さんのために休息をとりながら手術を行うこともあります。

大口式は骨に対して細い針で穴をあけた後は少しずつ穴を広げていく手術方法です。ドリル式のように音や振動がないだけでなく、骨の質も考えたうえで作られた専門の道具のため、スムーズにインプラント窩の形成が可能です。

このように手術の時間は術式や本数、骨質によって人それぞれ異なります。とはいえ、おおよそ半日あればインプラント手術を行えるというのはどこの歯科もあまり変わらない部分でもあるので、参考程度に知識として知っておくといいでしょう。

インプラント手術をお考えの方は、不安なこともすべてしっかりと歯科医と相談したうえで、治療、手術を受けるようにしましょう。当院ではセカンドオピニオンも受け付けております。悩んでいる方はぜひお気軽にご相談ください。

 

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大口 弘先生

大口式インプラント法開発者で大口弘歯科クリニックの院長大口弘です。 インプラント施術者として、30年あまりの経験から、大口式インプラント法を開発。手術での事故を起こしてしまった先生からの相談をされることも多くなっています。 現在、大口式インプラント法の普及に努め、インプラントでの事故の防止を支援しています。

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