こんにちは!
インプラントの手術を行う際、埋入部位の歯が保存不可能な場合は歯を抜く治療が必要となります。今回は抜歯とインプラント埋入についてお話します。
当院では基本的にすべての歯を保存できる状態に治療を行います。しかし、重度の口腔疾患を患っている場合、どうしても歯を抜く処置を行うことがあります。歯を抜いた後は、患者さんとのカウンセリングの中であらかじめ決めておいた治療法を行います。
歯を抜くという処置は麻酔を使用するため、外科処置となります。出血もするので、手術といっても過言ではありません。そのため、抜歯をした後期間を置いてインプラント埋入手術をする場合、患者さんにとっては二回大掛かりな外科手術をするということにもなります。
そこで、抜歯と同時にインプラントを埋入する「抜歯即時埋入」を行う場合があります。
本来、抜歯した部分は骨が著しく欠けた状態となります。そのままでは骨にインプラントを埋入することができないため、期間を置くことで自然と骨が回復するのを待ち、回復したのをCTで確認したうえでインプラントを埋入します。
しかし、前述したとおり2度の手術は負担も大きいため、骨の状態や埋入部位の状態によって、抜歯をした際にインプラントを埋入することがあります。
大口式インプラント法は歯が抜けた部分へのインプラント埋入にも適した手術方法です。抜歯窩に器具を挿入することで骨を圧縮させ拡大させることができるので、埋入に十分な骨質を作りインプラント埋入をすることができます。
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