こんにちは!
日本人の多くは歯医者へあまり行かない、痛みがあってからでないと歯医者へ行かないという方が多くいらっしゃいます。その影響もあってか、海外に比べ矯正治療をしていないという方も多くいらっしゃいます。今回は食事とあごの関係についてお話します。
歯が生えてくるベースとなっているのがあごの骨です。このあごの骨が太くしっかりとしていると永久歯が生えてくるスペースに余裕があり、まっすぐきれいに歯が生えそろうといいます。しかし、日本人の骨格としてはあごの大きさは欧米の方に比べると小さいため、スペースが少しちいさいとも考えられています。
そもそも、歯が生えてくるときにあごが成長している必要があるため、この人種によるあごの大きさというのはあまり関係がないとも言えます。一番影響していると考えられているのが食生活です。
現在では当たり前となっているファストフードや洋食、これらが日本に伝わる前は、比較的固い食べ物が多かったと思います。根菜の多く使用された煮物やお菓子でいうとおかきやせんべいなど、よく噛む必要がある食べ物が多くありました。しかし、洋食の文化が入ってきたことにより、やわらかい食事を多くとることが増えてきました。
その影響で噛む回数が減ってしまい、あごの成長が衰えてしまっているのが今の日本の食と歯の関係といえます。
みなさんのお子さんはしっかりと噛むことができていますか?よく噛んで食べるという言葉は、こういった歯並びだけでなく、消化を助ける意味でも必要なことです。体の健康と将来の歯並びのことを考え、よりよい食生活を送ることも大切です。
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