こんにちは!
インプラント治療はあごの骨にインプラントを埋入する治療法です。しかし、あごの骨がないケースに対して、頬の骨にインプラントを埋入するインプラントがあるのをご存知でしょうか?
通常のインプラントは一般的に10mm程度の長さです。骨の質や厚みなど状態によって、長いものを使用したり短いものを使用したりします。ですが、短いインプラントは骨に対して固定する部分が少ないため、あまり推奨されないためインプラント不可能と診断されるケースもあります。
しかし、上顎においてはこういった不可能な症例を何とかしようと生まれた治療法が、頬骨へのインプラント埋入、ザイゴマインプラントです。
口腔内から頬の骨まで届くほど、30mm~50mmというとても長いインプラント体を使用します。この治療法を行っている歯科は国内でも数少ないため、ほとんどの取り扱い歯科医院はプロフェッショナルとして行っています。このザイゴマインプラントはALL-ON-4ととても相性がよく、前歯部には通常のインプラント、臼歯部にザイゴマインプラントを埋入し、即日で上部構造を装着するという治療の流れとなっております。
当院ではザイゴマインプラントの取り扱いはありませんので、こういった治療法もあるという紹介のみとさせていただきます。
インプラントには数多くのメーカーが参入しており、それぞれ違う治療法や埋入法など、とても多くの情報があります。その中から自分には何が向いているのか、という判断は自分一人では難しいので、歯科医院でしっかりと説明を受け、納得の上で治療を受けられるようにしましょう。当院ではセカンドオピニオンを受け付けております。数多くの歯科で相談し、自分に合った治療法を見つけましょう。
毎日、午前10時に更新しています。インプラントの疑問や矯正に関する悩み、他にも多くの動画を投稿していますので、ぜひご覧ください!