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インプラント手術を行うことで、歯が抜けてしまった部分に代替の歯を作ることができます。しかし、誤った扱い方をするとインプラントは抜けてしまいます。
インプラントは骨にネジ状の金属を埋入することで固定されます。本来は体は拒否反応を起こし金属と骨の結合は難しいのですが、偉人が発見したチタンと骨との結合力により、この治療法が成り立っています。この発見、現象をオッセオインテグレーションといいます。
チタンと骨の結合はほとんどの人に見られる現象ですが、まれにチタンに対しても拒否反応、もしくは結合不足があることがあります。そうなるとインプラントが結合できず抜けてしまう恐れがあります。
また、インプラントの埋入後は結合するまでに時間がかかります。そのため、結合ができる前に外部からの衝撃があると抜けてしまうこともあります。
そして、結合ができた後も注意が必要です。インプラントは天然歯と同じように歯周病にかかります。これをインプラント周囲炎といい、骨を溶かしてしまう病気です。インプラント周囲炎にかかってしまうと、インプラントの周りの骨が溶かされてしまい、結合していた骨がなくなることで抜けてしまうこともあります。
インプラントが抜けてしまわないように、日ごろから歯磨きをして、定期的な歯科での検診を受けて、いつまでもインプラントを使用できるようにしましょう。
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