こんにちは!
みなさんは歯並びを気にしていますか?小さいお子さんなどは自分で意識していなくても、周りから何か言われたりしてコンプレックスを持つという方も多くいらっしゃいます。その悩みに気付いて、早期治療を進めるのも大切なことです。今回は歯並びについてお話します。
歯並びが悪くなる原因はいくつかあります。あごの劣成長であったり、悪い癖によるものであったりします。ですが、これらを早く治し成長を促すことで歯並びをきれいにすることができるのです。
乳歯は永久歯に比べて大きさが小さい歯です。これは子供が小さいうちに合わせて生えてくるためです。しかし、成長するとともにあごも大きくなるため、歯と歯の間の隙間はどんどん大きくなっていきます。この隙間は決して悪い隙間ではありません。この隙間が大きくなることで、乳歯が抜けた後の永久歯が生えてくるスペースとなるので、見守ってあげましょう。
歯が生え変わるころには歯がすきっ歯となっていますが、すべての歯が永久歯に生え変わった時にはとてもきれいな歯並びになります。隙間があるおかげで永久歯がきれいに生えそろうのです。
問題は、この隙間が全然大きくならない子です。あごの成長は噛むことで促進されます。そのため、成長が遅いと感じた場合、よく噛むことを進めてください。日本ではファストフードがとても多くあるため、やわらかい食べ物を好む子も多くいます。ですが、やわらかい食べ物ばかりを食べていてはあごは成長していかないので、固い食べ物やよく噛んで食べる指導をすることで隙間を大きくすることができます。
そして子供によくある悪い癖が、唇をかむことや舌で歯を押すこと、そしてゆびしゃぶりです。これらすべての癖は早いうちに直す必要があります。小さい力とはいえ、毎日数時間持続して続けることで歯を動かしたり、骨の成長を変形させてしまう恐れがあります。癖はなかなか直すことは難しいですが、何度も何度も根気よく注意し、やめることができたらその都度ほめてあげて、自然と癖を直せるような環境を作りましょう。
矯正治療はどの年齢でも行うことができます。そして、成長とともに自然と永久歯を生えるように導く矯正治療が一番手軽で負担の少ない治療でもあります。お子さんの歯並びでお悩みの方は、お気軽にお問合せください。
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