こんにちは!
多くの方が気にされる、歯の色。真っ白な歯を希望される方が多いですが、自然な歯の色は真っ白よりも少し黄色い色目をしています。歯科での治療後に、歯の色をある程度選択することはでき、そのときには色見本と実際の歯の色を照らし合わせて色目を決めていきます。
歯の色には何パターンも種類があります。そのパターンの中から、現在ある歯と近い色を選択していきます。患者さんの中には真っ白がいい!といわれる方もいらっしゃいますが、その歯だけ色が違うのも不自然です。またすべての歯がかぶせ物であって、全部色をそろえて真っ白にするのも少し不自然とも言えます。
歯は白いイメージはありますが、真っ白ではありません。自然な歯の色は少し黄色がかかったような白色をしています。そのため、ホワイトニングなどを行い真っ白な歯を希望される方もいらっしゃいますが、完全に真っ白になることはほとんどありません。これは歯の色が歯の構造によってできているからです。
歯の表面を覆っているエナメル質は少し透けたような色をしており、本来の色は奥にある象牙質によるものです。この象牙質の色が濃い方は、エナメル質を通しても暗く見えてしまいます。逆に象牙質の色が薄い方は歯が白く見えるのです。
ホワイトニングではエナメル質の色を白くすることで歯を白く見せる治療です。しかし、象牙質の色によっては真っ白にすることは難しいといえるのです。
当院としては、ホワイトニングを進めることよりも予防歯科に力を入れています。歯を白くしても虫歯になってしまっては意味がありません。自身の歯をきれいに長く保ったうえでホワイトニングなどの審美歯科に力をいれ、いつまでも自分の歯で過ごせるように治療を行うことをおススメします。
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