毎週木曜日に配信しているYouTube動画を公開しました。今回は奥歯が抜けた時にどの治療法を選択するかという選択基準について解説しています。
前歯の場合には義歯を選択する方はほとんどいません。これは見た目を気にされているからだと思います。前歯の場合には抜けた歯の隣に冠が入っていなければ歯の裏側に表からは見えない金属のプレートを貼り付ける接着性ブリッジという方法もあります。この方法であれば歯質の削除量もエナメル質程度に抑えることができるのでインプラントに抵抗がある方にも向いています。
そして奥歯が抜けた時には入れ歯、ブリッジ、インプラントから自身にあった治療法を選択するのですが、前歯のような接着性ブリッジはかみ合わせの力が強い奥歯には向いていません。なぜなら外れやすいからです。そこで、抜けた歯の隣の歯にすでに冠が入っていればブリッジを選択することになります。ただし、冠が入っていない健康な歯の場合には、ブリッジにするために削ることに歯科医も患者さんもかなり抵抗があります。かといって、小さな入れ歯は誤飲や咀嚼機能の低下という意味でよろしくありません。それらについて動画で解説させていただきました。
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