毎週木曜日に公開しているYouTube動画で歯科恐怖症について取りあげてみました。歯が悪いことを自覚していても歯科が怖くて治療を受けられない方のことを(社)歯科恐怖症学会では歯科恐怖症とよんでいます。歯科恐怖症学会の発表では日本全国に500万人が歯科恐怖症とのことです。歯科恐怖症になると虫歯や歯周病を自覚していても放置する場合が多く、かなり進行してから受診されることになります。その結果、歯を残すことができなくなり入れ歯やブリッジなどの処置が必要になります。経験上、入れ歯やブリッジに出来る人は良い方で、歯の形も崩壊しているので上下の顎の位置が安定しないこともたたあり、多くの場合が難症例になります。そうすると1年も2年も通院することになり恐怖症も相まって通院を途中で止めてしまい、ますます歯が崩壊することになります。そこで、歯科恐怖症の方に提案したいのが麻酔の活用です。笑気麻酔や静脈内鎮静下麻酔などを治療に併用することでリラックスして歯の治療が受けられるようになります。詳しくは動画をご視聴ください。ご視聴いただきコメントをいただけましたらお答えするようにいたします。