こんにちは!
インプラントの治療の中にはALL ON 4(オールオンフォー)という方法があります。今回はALL ON 4についてお話しします。
総入れ歯の方や多くの歯を失った方に、4本のインプラント体をバランス良く骨に埋入する手術法です。インプラントを入れたその日に固定式の仮の歯を入れるので、すぐに噛むことができます。機能面だけではなく審美的にも自然です。
即日で歯が入るため歯を失った人にとってはとても嬉しい治療法だと思います。
ですがデメリットもあります。それはインプラントの生着率がとても低いからです。本来、インプラントを入れた後は数カ月間負担をかけないようにしないといけません。負担をかけないことで骨とインプラントは強固に結びつき取れないようになります。
しかしALL ON 4は入れてすぐに負担をかけてしまうため骨との結びつきが弱いといえます。
またALL ON 4に使われるインプラント体は歯根よりも長いものが使われるため骨の幅や高さによっては適応できない場合もあります。
そのため当院ではほとんどの患者さんに通常のインプラントの埋入をすすめています。
大口式インプラント法は骨を押し広げることでインプラントを入れる穴を作ります。押し広げられた骨は徐々に元の位置に戻ろうとするため、埋入したインプラントに強く結び付きます。この骨の特性を利用しているため、骨とインプラントが生着する期間がドリル式に比べて早いといえます。
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