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歯科最前線情報ブログ

歯について

こんにちは!

 

言葉にはそれぞれ意味があります。今回は歯の意味についてお話したいと思います。

 

201508_1

 

歯を辞典などで調べると

1、口の中でものを噛み砕くための白く硬い器官。

2、歯に似た形、また似た働きをするもの。

3、動物の歯からその年齢を知ることができるので、歯を「齢(よわい)」の意味にも用いるようになった。

と出てきます。

1はそのまま、動物に生えてきている歯を意味しますね。

2は歯車など、歯に似た形や働きをするものに使われています。

そして3の齢の意味というのを知らない方も多いのではないでしょうか?

 

歯を見ることで動物の年齢を知ることができます。これは歯についた筋を見ることで推定年齢がわかるといったものです。木の年齢を調べる年輪と似て歯のセメント質に成長の筋が何本あるかで年齢を調べることができます。

また漢字の成り立ちにも意味があります。

歯と言う字は口の中に並んでいる歯を表しています。

昔の漢字は「齒」このように書きます。口の中の歯であれば、上の「止」という字はいらないような気がしますが、これは昔の中国では「歯」のことを「シ」と発音していたことから「止(シ)」の文字が当てられたと言われています。

 

歯は口の中にあり、ものを噛む役目をします。そして成長すると歯が抜けおちることから、歳の意味をあらわすこととなりました。

このことから歳を表す「歯」と「令(レイ)」が合わさり、「齢」という字が生まれました。古代の中国の人たちは、歯の状態が人間の成長過程や歳をとっていく姿を現す字として生み出したのです。

歯を大切にするためには噛むことが一番です。みなさんも歯を大切にするために、よく噛んで、定期的なクリーニングを行いましょう!

 

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大口 弘先生

大口式インプラント法開発者で大口弘歯科クリニックの院長大口弘です。 インプラント施術者として、30年あまりの経験から、大口式インプラント法を開発。手術での事故を起こしてしまった先生からの相談をされることも多くなっています。 現在、大口式インプラント法の普及に努め、インプラントでの事故の防止を支援しています。

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