こんにちは!
みなさんは耳鳴りを感じることはありますか?耳鳴りの多くは原因が特定出来ないことが多く、なかなか治療が進まないケースも多いのです。
今回は原因の一つである顎関節症との関係についてです。
顎関節症の影響によって耳鳴りが生じることがあります。
これは顎関節と耳の位置関係が近いからです。顎関節は2つの骨から成り立っています。1つは頭蓋骨、そしてもう一つは下顎の部分です。頭蓋骨と下顎は顎関節によって繋がっています。
この顎関節がある部分は耳と繋がる部分にあるため、顎関節症の影響が耳鳴りとして表れるのです。
顎関節症になると、顎関節に強い衝撃や負担がかかります。そのとき、摩擦や振動が生じ、すぐ近くにある中耳や内耳へと刺激が伝わり耳鳴りとなります。
耳は遠くの小さな音も拾うほどの感度を持つ気管です。そのすぐ近くで顎関節の振動など起こしてしまうと、耳鳴りとなるのは不思議なことではないと思います。
また顎関節症は耳鳴りだけではなく、めまいも引き起こすことがあるのをご存知でしょうか?
貧血や慢性的な疲労によってめまいが引き起こされますが、耳と顎関節症によってもめまいが引き起こされるのです。
耳には三半規管という組織があります。この組織は身体の平衡性などを保つ役割を担っています。
顎関節症によって振動などの刺激が耳に送られてしまうことで三半規管の機能を乱してしまい、めまいを引き起こしてしまうのです。
顎関節症は顎だけの病気と考える方も多いと思います。ですがこのように耳鳴りやめまいなどを引き起こすため、顎も痛いし耳鳴りもするという症状の場合、顎関節症の可能性もあるので医療機関に相談してみてください。
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