こんにちは!
口内炎は食事をするのが苦痛と思える痛みを伴う口腔疾患です。その口内炎が口の奥にできることがあるのをご存知ですか?
口の奥、喉の近くに口内炎ができることがあります。じつは水疱でウィルスによるものなのです。
幼児、小児の4歳以下の子が夏によくかかる病気でヘルパンギーナと呼ばれています。口蓋垂、のどちんこの近くに水疱ができ、高熱や痛みを伴う病気です。
ヘルパンギーナはコクサッキーウィルスというウィルスが原因で、何度もかかることがあります。まれに大人も感染することがあります。
飛沫感染、接触感染によって移るので、うがい手洗いやマスクをすることで予防する必要があります。
39度以上の高熱になることもあるためこまめに水分補給をする必要があります。しかし口の中に痛みがあるため水分補給ができず脱水症状を起こしてしまうこともあるので注意が必要です。
ヘルパンギーナには特効薬がないため、対処療法での治療となります。解熱剤や鎮痛剤によって症状抑えることになります。脱水症状や飲食がまともに取れない場合は点滴によって水分、栄養素を入れることも必要となります。
もしかかってしまった場合は安静にするとともに、冷たく噛まなくてよい食事を取るようにしましょう。お子さんが痛みに耐えられず食べられないと言う場合は、脱水症状を起こすこともあるので早めに病院へ行き点滴を打ってもらいましょう。
ヘルパンギーナによってできる水疱は目視で十分確認ができるものです。お子さんに似た症状が出ている場合は口の中を見て判断しましょう。また大人もかかることがあるので、もし症状が似ている場合は一度鏡で喉の近くを見てみてください。
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