こんにちは!
歯周病は歯を失う原因の第1位といわれている病気で、成人の約8割がかかっているのです。
その歯周病ですが、実は女性の方がかかりやすいということをご存知でしょうか?今回は女性と歯周病の関係についてお話します。
「子供を産むと歯が弱くなる」ということを聞いたことはありませんか?その理由としてよく言われているのが「赤ちゃんがカルシウムを使ってしまうから歯が弱くなる」といわれています。しかし本当の理由は別にあります。
歯周病菌の仲間のなかには女性ホルモンをエサにしている細菌がおり、女性ホルモンの分泌量が増える妊娠中に、より活発になり増殖しやすいのです。
また、妊娠するとつわりの影響もあり歯磨きが億劫になり、プラークコントロールがおろそかになりがちです。食事もまともにとれないと間食を何度もしてしまうなど、体に気を使う面、口腔内の洗浄を後回しにしてしまいがちなのです。
その間に細菌が増殖しお口の環境を悪化させトラブルになってしまいます。
妊娠中以外にも、成長期から成熟するまで、50歳までは女性ホルモンの分泌が盛んなため、細菌が繁殖しやすい時期でもあるのです。
これらのリスクがありますが、常日頃からお口の健康に気を使っていれば問題はありません。食事の後には歯を磨き、歯に付着しているプラークを早めに取り除くことで細菌の繁殖を防ぐことができます。歯磨きの習慣があれば、すぐに歯周病になることはないので、しっかりと歯磨きをすることが大切です。
ですが、やはりプロの目で口の中を診てもらう必要があります。月に一度はクリーニングに通って、自分では磨ききれない部分までキレイにしてもらうことが大切です。
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