こんにちは!
昔から嗜好品としてタバコを愛用されている方もいるかと思います。
タバコには体によくない成分が含まれているので、最近では禁煙の場所が増えたり食事のさいにも分煙スペースが設けられたりと国全体でできるだけタバコは吸わないようにと取り組みが行われています。
タバコは体に悪い影響を与えますが、歯科にとってはものすごく天敵なのです。
歯科の観点からいうと、タバコを吸うことで歯周病になると言えます。
喫煙者は禁煙者に比べて抵抗力がとても衰えてしまいます。そのため歯周病菌に対して負けてしまい症状の悪化を早めてしまいます。また、口の中に炎症ができてもなかなか治らないので治療期間が長引いたり、思ったような成果をあげられない等があります。
タバコの煙には有害な成分が含まれています。
煙を吸うことでタールで歯が汚れてしまい、細菌が付着しやすくなります。その部分で細菌が増殖され歯石へと変化してしまいます。また粘膜や歯ぐきからも有害な成分が吸収されるので、体の免疫力の低下や毛細血管が縮小したり、骨の修復などの働きをする細胞の動きを悪くしてしまいます。
これらの悪い作用によって、歯周病菌が暴走し歯ぐきが壊され、歯を支える骨も溶かされてしまい歯周病になってしまいます。
また、口の中のガンの原因ともなります。
ガンと喫煙の関係を日本の期間が調べたところ、ガンによる死亡は40%が喫煙によるものだと考えられているそうです。男女差はありますが、ガンの原因となってしまうということは明白です。タバコによる死亡リスクでもっとも高いのが口頭ガンです。さらに肺ガンや口腔ガンなど、いずれも煙の通り道になる部位がガンになってしまいます。
そして一番知って頂きたいのが、吸う人よりも周りの人の方が有害だということです。
タバコには吸う人の部位にフィルターがあるため、燃えている側、主流煙に比べて有毒な成分は入っていないのです。燃えている側の煙を「副流煙」といい、タバコの成分がすべて煙に含まれてしまいます。この副流煙の方が有害物質の濃度が濃く、主流煙の4倍の物質や20倍の物質もあるのです。
タバコがいかにおそろしいものかはさまざまなメディアで伝えられています。
今一度喫煙について考え直してみてはいかがでしょうか?
自分の健康のためだけではなく、家族や友人、周りの人のために禁煙をすることを強くすすめます。
歯科の観点からも喫煙はさまざまな病気になるリスクがあります。
しっかりと歯を磨いたところでは歯に付着したヤニをキレイにとることはできませんので、定期的にクリーニングへくることもすすめます。
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