こんにちは!
歯は通常、上下左右5本ずつの乳歯と、生え変わりによって上下左右7本ずつの永久歯、そして上下左右8番目の歯親知らずが生えてきます。親知らずに関しては生えてくる方もいれば、生えてこない方もいらっしゃいますので、今回は乳歯20本、永久歯28本のお話をさせていただきます。
歯が生える前、骨の中には歯の赤ちゃんがいます。これを歯胚といい、骨の中で成長し大きくなることで歯として萌出します。生えてきた乳歯の下には、永久歯の歯胚が潜んでおり、乳歯と同じように成長することで永久歯として生えてきます。
しかし、何らかの原因でこの歯胚が作られず、歯が生えてこないというケースも少なくありません。
これを「先天性欠損」といいます。
先天性欠損は乳歯の場合と、永久歯の場合、そしてどちらの場合にも起こりえます。
歯の生えてくるタイミングは人それぞれ違います。そのため、あまり気にせず生活していると歯が生えてきていないことに気が付きません。歯が生えてくる時期に歯が見えてこない場合、歯科で診察を受けましょう
歯胚はレントゲンを撮ることで確認することができます。乳歯、永久歯の生えてくるタイミングで歯胚の確認をすることをオススメします。
歯が生えてこない場合、その部分を補おうと前後の歯がスペースを閉鎖させようと動いてしまいます。こうなってしまうと全体の歯並びが乱れてしまい、矯正治療が必要となることもあります。
早めの歯科検診で歯の数を確認して、早期対応ができるよう心がけましょう!
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