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インプラント手術をするうえで重要なのが、骨です。この骨の状態のよってはインプラント手術ができない事もあります。
インプラント手術は骨にインプラントと呼ばれるチタン製の人工歯根を埋入する外科手術です。そのため、骨がしっかりとしていないとインプラントを入れることはできません。
よくある症例として、骨が細くなってしまっている状態は通常のインプラント手術を受けることは困難です。それは、インプラント体の幅と骨の幅が同じ、もしくはそれ以下の場合はインプラントを入れることが不可能だからです。インプラントをクギとし、骨を木の板と例えた時、細い板にクギを打つことができないのと同じ事です。
3mmのインプラント体を骨に埋入する場合、骨の厚みは最低でも6~7mmないと手術は出来ないと言われています。仮に6~7mmあったとしても、技術がなければ骨を破壊してしまう恐れもあります。
抜歯をしたとき、これまで歯があった部分には骨だけが残ることになります。しかし、この歯を抜歯した理由が歯周病の場合、歯の根っこを支えていた骨は既に溶かされてしまっており、骨自体がまったくない状態の症例もあります。こういった場合、顎の中を通っている神経に触れてしまう可能性が高いため、手術をすることができません。
骨が無くなってしまっている部分には増骨のための手術をする必要があります。
大口式はこれらの不可能とされた症例であっても、インプラント手術をすることができる手術方法です。骨がない場合にはGBRなどの増骨手術が必要となることもありますが、細い、薄い骨は対応可能なケースもありますので、ご相談下さい。
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