こんにちは!
インプラント手術は骨の状態によって難易度が異なります。今回はインプラント手術の難易度についてお話します。
大切なのは骨の状態
インプラント手術を行う上で大切なのが骨の状態です。この骨の状態によって難易度が大きく変わります。骨の形状は人によって異なりますが、健康な状態の方であれば歯が生えているようにインプラントを入れることはさほど難しくはありません。
しかし、歯が抜けて長い月日が経ってしまっているという方は違います。歯が抜けた時、歯があった部分は空洞となっています。その部分はある程度の時間が立つと骨ができ回復するのですが、それ以上時間が立つと必要ないとみなされ骨はどんどんやせていきます。そのため、歯が抜けてしまって何年も時間が立ってしまっている人へのインプラント埋入は難しいとされます。
歯周病は難易度が高い
歯が抜けた原因が歯周病の場合、これも難易度が高いといえます。歯周病は骨を溶かす病気です。骨が溶かされた影響で歯が抜けてしまうわけなので大部分の骨が溶かされたことになります。その部分にインプラントを埋入する場合、固定するための骨がないため、骨移植や増骨の手術が必要となってしまうのです。
難易度と治療期間
こうした難易度の高い手術は事前の処置が必要となるため、通常のインプラント手術に加えて治療の期間が長くなることがあります。例えば骨移植をした場合、骨を他の部位から持ってくるための手術、その骨をインプラント埋入部位に張り付ける手術、そしてその骨が自身の骨と結合するための手術が必要となります。さらにそこから、インプラント埋入をし骨と固定されるための期間が必要となるため、トータルで2~3年の期間が必要になることもあります。
当院で扱っている大口式インプラント法はこうした高難易度のインプラント手術であっても骨移植などの前処置をせずインプラントを埋入することが可能です。もちろん骨の状態によって必要とするケースもありますが、痩せている骨や上顎洞までの距離がない場合でもインプラント埋入と同時に骨を造ることで1度のオペで終わらせることが可能です。
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