こんにちは!
妊娠された方のほとんどが歯磨きに抵抗を持ちます。それはつわりの影響によるものです。
つわりにより吐き気を催した状態での歯磨きはとても苦痛なものだと思います。ですが、そこで歯磨きを怠ってしまうと虫歯や歯周病にかかるリスクを高めてしまいます。また、口の中の菌は赤ちゃんへの影響がゼロというわけではありません。なので、妊娠中は口腔ケアをおろそかにしないことも大切です。
つわりの状態のときは歯磨きを口に入れることに拒否反応を起こしてしまいます。そのため、歯磨きが難しいという方もいらっしゃいますが、歯磨きの道具は歯ブラシだけではありません。そういったときはマウスウォッシュを使うことで菌を減らすことをしましょう。
マウスウォッシュを口に含み口の中全体に行き渡るようにぶくぶくとしましょう。そうすることで歯磨きをしないよりも汚れや菌を落とすことが可能になります。
またつわりのタイミングがある程度決まっているという方は、起床時や就寝前などの時間にこだわらず時間を変えて歯磨きをすることも有効です。歯垢は歯石に変化するまでに2~3日程度時間が必要となります。歯石に変わる前に汚れを落とせるよう工夫することも大切です。
つわりが落ち着いたあと、歯科でのクリーニングを受けることも重要です。すべての汚れを取り除くことは難しいので、歯科へ行けるタイミングを作り定期的にクリーニングをしてもらいましょう。妊娠後期にいくにつれ、おなかも大きくなるため真横になるのが大変かと思われます。そうした場合は事前に歯科で相談して背もたれを倒す角度を調整してもらいましょう。
妊娠するとなかなか歯科に行けないという方もいらっしゃいます。妊娠する前に歯科検診を受け、自分の口の中の状態を把握するのもお勧めです。
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