こんにちは!
みなさんは寝ている時にちゃんと息をしていますか?
睡眠中に息が止まってしまうことを、「睡眠時無呼吸症候群」と呼ばれています。
これは、睡眠中に何度も呼吸が止まってしまう病気です。正常な場合は気道が確保されるので睡眠時も呼吸はスムーズに行われていますが、睡眠時無呼吸症候群の場合には、舌がのどの奥に沈下してしまい、上気道が塞がってしまい呼吸が出来なくなってしまうのです。
睡眠時無呼吸症候群の特徴は、時々呼吸が詰まるような音がしたり、口をあけて苦しそうな大きな音のいびきをすることです。
また、むせたり、寝汗をかいたり、何度も目が覚めたりするときもこの病気が疑われます。
この病気は起きている時も症状があり、疲労感があったり強い眠気に襲われたりします。
これは、呼吸が途中で止まってしまったり、苦しいようないびきをかくような状態が繰り返すので、脳も体も十分に休息できないためこのような症状がでてきます。
睡眠時無呼吸症候群は、太っている男性がかかる病気というイメージがあるかもしれませんが、実は痩せていても、ふとってなくても、女性でもかかる病気なんです。
この病気の原因は口にあるんです。
呼吸をする際に気道を塞いでしまうことで、この睡眠時無呼吸症候群は起こってしまいます。
顎が小さいことによって舌の位置が下がってしまったり、肥満の人ですと首が太いために気道をふさぐこともあります。
また歯並びが悪い人も睡眠時無呼吸症候群にかかることもあります。
この病気にかかってしまわないためにも予防をすることが大切です。
いびきの原因にもあるのは、口呼吸です。口呼吸は歯並びが悪くなることや、むし歯や歯周病になることもあります。口は本来呼吸する器官ではありません。鼻には毛が生えているので、外からのほこりや菌を体内に入れないためのフィルターがあることになります。ですが、口で呼吸をするとそのフィルターがないのでほこりや菌も体内に入ることになってしまいます。そのため、風邪をひいてしまったりむし歯や歯周病の原因ともなってしまうのです。
口呼吸をおさえるためには、常に鼻で呼吸するように意識することが大切です。
また、口呼吸をしないようにするマウスピースを装着することも効果があります。
睡眠の質が良くないと感じたり、同居している方に指摘された場合には、早めに直すようにしましょう。
しっかりと睡眠をとることで、前日の疲れも取れますし起きた時の爽快感も違います。
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