毎週木曜日に配信しているYouTube動画を公開いたしました。今回は誤嚥性肺炎の歯科的予防についてです。高齢者の方の誤嚥性肺炎は発熱などの典型的症状が現れにくい特徴があります。そのため、気づいた時には重篤化していることもあります。元気がない、食欲がなくなった、疲れやすくなったという症状を周りの人間が気づいて見逃さないようにしたいものです。誤嚥とは食べ物を口から胃へ運ぶ一連の動き、これを嚥下といいますが、嚥下障害がおこると肺などの気管に食べ物が吸引されてしまうことです。誤嚥しても咳をして口に戻せれば問題ないのですが、それが出来ないと食べ物とともに気管に入った口の中の細菌が原因となり肺炎を発症します。
誤嚥性肺炎を予防するには嚥下障害を起こさないことと、口の中を清潔にしておくことが大切になります。今回の動画では歯科的誤嚥性肺炎予防について解説させていただきました。詳しくは動画をご視聴いただき参考になりましたら幸いです。