こんにちは
みなさんは歯がしみると感じることはありませんか？
それは知覚過敏かもしれません。
知覚過敏とは
知覚過敏とは、歯ブラシの毛先が触れたり、冷たい物や甘い物を食べた時、風にあたったときなどに歯に感じる一過性の痛みです。
特に、むし歯や歯の神経の炎症などの病変がない場合に見られる症状のことです。
通常だと食事時に歯がしみることはないのに、急にしみだすのはどうして？と思う方もいらっしゃると思います。
知覚過敏は歯の神経である象牙質に触れることで起きます。
通常、象牙質はエナメル質で覆われているので、痛みやしみたりすることはありませんが、極端に冷たい物などが触れるとエナメル質の上から温度が内部に伝わるので、痛みやしみるのを感じることがあります。
しかし、何らかの原因で象牙質が露出すると、刺激が象牙質に直接伝わるので知覚過敏が生じるようになります。
象牙質が内部の神経にまで刺激をつたえるのは、象牙質の中にある無数の小さな管状の構造物があることによります。
この小さな管はカレイなどによって、少しずつ塞がることもあるので、そうなると刺激が神経まで伝わらないので知覚過敏が起きないこともあります。
知覚過敏の原因として、歯肉が下がることによる象牙質の露出があります。
歯肉の位置は加齢とともに少しずつ下がってきます。
歯肉が下がることによってエナメル質が覆っていない象牙質が露出するため、知覚過敏が生じます。
また、歯がすり減ったり、欠けたりしても象牙質は露出します。さらに、酸性の食べ物によって歯が徐々に溶かされることにより象牙質が露出することもあります。
象牙質が露出しないようにすることはとても難しいです。加齢によって歯肉が下がってしまえば象牙質は露出してしまいます。
ですが、加齢以外のことを考えれば予防をすることができます。歯を健康に保つためには毎日の歯磨きが大切です。
ゴシゴシと強い力で磨いたりしっかりと磨けていないと、その部分にプラークが溜まり歯を溶かしてしまいます。
またプラークは虫歯や歯周病の原因でもあるので、むし歯予防、歯周病予防に努めることで知覚過敏を防ぐこともできるのです。
毎日、午前10時に更新しています。インプラントの疑問や矯正に関する悩み、他にも多くの動画を投稿していますので、ぜひご覧ください！
上のバナーをクリックでYouTubeのサイトが開きます。
大口弘歯科クリニックでは若くてやる気のある歯科医師の方を求めています。
医院継承も含めたお付き合いのできる信頼関係を築ける方、エントリーをお待ちしております。
連絡先：058-264-4180（医療法人大徳会
